車体がボロボロで「もう売るのは難しいのでは?」と思われる車でも、まだエンジンは動く場合があります。
ですから、「何とかエンジンだけでもお金に換えることはできないの?」と考える人もいるのではないでしょうか。
確かにエンジン単体でも、海外へ輸出するなどして売買されています。
しかしエンジンのみ売却する場合、取り外すだけで費用がかかります。それに、残った車体を処理するのにも費用を負担しなければいけません。
したがって、「エンジンだけでも売りたい」と考えるのではなく、そのままの状態で車を売る方法を検討するべきです。
ここでは、そのような車でも売れる理由と売却方法について説明します。
ボロボロな車でも価値がある理由
車は故障していてもエンジンが動くのであれば、それだけでも市場価値があります。
それは、エンジンのみをパーツとして発展途上国に輸出し、売ることができるからです。
発展途上国では、車が故障しても部品を取り替えるなどして乗り続けます。
そのため、走行距離が100万kmになるまで車が使われるのは普通のことです。
たとえ故障しているものでも、エンジンはかなり丈夫に作られているため、ある程度の修理をすれば回復する可能性は十分にあります。
したがって、「ボロボロだけどエンジンは動く車」でも売ることはできます。
故障車でも、修理をすれば使える車はたくさんあります。
たとえ国内での販売が難しいとしても、海外へ輸出して利益を出すことは可能です。
また、「分解してそれぞれパーツとして売る」「スクラップにして鉄くずとして売る」という方法もあります。
したがって、一見「売るのは難しい」と考えられる車でも十分に商品価値があるのです。
ボロボロな車を売る方法
車体が壊れていてもエンジンがまだ動く場合、「エンジンだけでも売りたい」と考えるのはあまり現実的ではありません。
なぜなら、エンジンを取り外すのには費用がかかりますし、残った車体を処分するのにも費用がかかります。
ですから、せっかくエンジンを取り外して売っても、結果的に損をしてしまいます。
このような場合、「事故車」「故障車」「不動車」に関わらず、そのまま売却することを考えるべきです。
ただ、「そんな車が売れるの?」と疑問に思うかもしれません。
前述のとおり、たとえボロボロな車でも利用価値はあります。
そのため、買取業者のなかには「事故車・不動車の買取専門業者」「輸出専門の買取業者」「パーツ専門の買取業者」といった特殊なところがあります。
これらの業者は利益を出すためのさまざまな販売ルートを持っているため、一般的に売れない車でも買い取ってくれます。
ですから「どうせ売れない」とあきらめずに、故障車などでも買い取ってくれる業者を探してみましょう。
ボロボロな車でも買取りしてくれる中古車買取業者の探し方
買取業者ごとに「得意な車のタイプ」や「販売ルート」は異なるため、自分でそれらの特徴を調べ上げるのはかなり難しいです。
しかし、無料一括査定サービスを利用すれば、あなたの車を買い取ってくれる業者を簡単に探すことができます。
車無料一括査定には、「大手買取店」から「故障車などの買取りに対応している専門店」までたくさんの業者が加盟しています。
そのため、売るのが難しいと思われる車でも値段をつけて買い取ってもらえる可能性があります。
ですから、「故障した車を手放したいけど、そもそも売れないのでは?」と不安に感じている人もいるかと思いますが、その場合は車を一括査定で売ることをおすすめします。
これが、「故障車などを売る方法」として最も効率的で有効な方法です。
まとめ
車体は壊れていてもエンジンが動く場合、エンジンのみ売ることを考えるのではなく、そのままの状態で売りましょう。
車は「部品のみ」「エンジンのみ」でも十分に価値があるため、売却することは可能です。
その際、故障車や不動車などを専門に扱っている買取業者を探す必要があります。
買い取ってくれるところを何社も回って探すのは手間と時間がかかりますから、その場合は車一括査定サイトを利用することをおすすめします。
そうすれば、たとえ「売るのが難しい」と思われる車でも値段をつけてくれる買取業者が見つかるはずです。