車を買うなら「新車」がお得?新車のメリット・デメリットを徹底解説

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車の購入を考える際に、「新車か中古車どちらを買おうか」と悩む人もいるかと思います。
新車に乗れる満足感は大きいため、「どうせなら新車を買いたい」と考えるかもしれません。

しかし、新車にもメリット・デメリットがあります。
購入してから後悔しないためにも、新車購入のメリット・デメリットをしっかり理解することが大切です。

そこでこのページでは、「新車は得なのか」を判断するために、新車のメリット・デメリットを詳しく説明します。

目次

新車を購入するメリット

新車とは、「一度も車体登録されていない車」のことをいいます。
つまり、人の手に渡っていない新品の状態になります。ピカピカな新車には誰でも憧れがあります。

ここでは、新車のメリットについて説明します。

中古車よりも保証が手厚い

新車を購入する場合、その車にはメーカー保証が付きます。
保証期間としては、3年か5年のものがほとんどです。
購入後に車が故障などを起こした場合、保証期間であれば、それにかかる費用をメーカーが負担してくれます。
つまり、大きな費用負担の心配がないため、安心して乗ることができます。

また、自動車メーカーのディーラーは全国各地に店舗があります。
急な転勤や引越しの場合でも、最寄りのお店で保証などのアフターサービスを受けることができます。
ただし、事故による故障は保証の対象外になるのため注意が必要です。

メーカーオプションを付けれる

新車購入時には、メーカー独自の特別な仕様である「メーカーオプション」を付けることができます。
たとえば、「セキュリティシステム(防犯装置)」や「サンルーフ(天井についている窓)」などがメーカーオプションにはあります。

メーカーオプションは、車の製造工程でしか取り付けることができません。
そのため、中古車にメーカーオプションを付けることはできないのです。
つまり、新車ユーザーしかメーカーオプションを選ぶことはできないということです。
そのため、新車ユーザーは自分好みの特別仕様にでき、満足度は非常に高くなります。

最新の車に乗れる優越感

新車には、現時点でのもっとも新しい技術が投入されます。
たとえば、「自動運転機能」や「高い燃費性能」などがあります。
中古車には、それが発売された当時の技術しかありません。
そのため、最新技術を体験できるのは新車のメリットになります。

エコカー減税が受けられる

エコカー減税対象車を購入した場合、「新車登録時と翌年の自動車税・重量税など」が割り引かれる仕組みになっています。
しかし、たとえエコカー減税の対象車であっても、中古車では減税を受けることができません。
つまり、エコカー減税は新車ユーザーのみの特権のようなものです。

自動車保険の「新車特約」を受けられる

新車特約とは、新車購入時にしか入れない自動車保険のことです。
新車特約に入っていれば、「事故などで全損または修理費用が新車購入価格の50%以上を超えた場合」に、保証の上限金額が新車を買ったときの料金と同じになります。
内容は保険会社によって異なりますが、新車購入時であれば、各社の新車特約を比較して、自分に合ったものを選ぶことができます。

手放すときに車が高く売れる

新車と中古車を同じ年数乗り続けた場合、新車で購入した車のほうが新しい年式(車の年齢のようなもの)になります。
そのため車を手放す際は、中古車で買った車より新車で購入したほうが高く売れます。

実際に、購入した新車を高く売れる時期に売却し、次の新車を買うスタイルの人は多くいます。

新車を購入するデメリット

車の購入を考えている人にとって新車は魅力的です。
しかし、新車を買うデメリットもあるため、ここではそれを詳しく説明します。

新車購入価格が高い

そもそも新品の商品というのは中古品に比べて高いです。
たとえば、「新車価格が300万円の車」が「中古車になると150万円」で売られていたりします。
また新車を買うときには、欲しいメーカーオプションを付けたり、グレードを選んだりすることになります。
そのため、「最初に考えていた費用より50万円も高くなった」というケースも少なくありません。

つまり、新車は魅力的な分だけ値段が高額になることを覚えておきましょう。

納車までの期間が長い

中古車の場合、購入する車が決まれば、手続き・点検などを済ませればすぐに引き渡しができます。
早ければ、購入を決めてから2~3週間で納車されます。

しかし新車の場合、納車までの期間は「早くて2~3ヶ月」、「人気車種になると半年以上」かかることがあります。
なぜなら、自動車メーカーは基本的に受注生産という方法を取っているからです。
つまり、契約が決まってから車を製造するのです。

メーカーオプションなども注文が入ってから、製造工程で取り付けることになります。
そのため、新車は契約してから納車されるまでの期間がどうしても長くなってしまいます。

新車は選択肢が少ない(中古車は種類が豊富)

新車の生産が終了すれば、その車は新品の状態で市場に出回ることはなくなります。
そのため、新車で購入する場合は、生産中に買う必要があります。
ですから、どうしても新車で購入したいというこだわりがある人は、現行車(生産中の車)から選ぶしかなくなります。

しかし、中古車であれば、新旧問わず幅広い選択肢から買いたい車を決めることができます。
したがって、新車の選択肢は中古車に比べて少なくなります。

新車は傷や汚れに神経を使う

傷もなくピカピカな新車に乗るのは気持ちが良いものです。
しかし新車で購入したため、ちょっとした傷や汚れが気になり神経質になってしまうこともあります。
新車のドアにカバンの金具が当たってしまい、落ち込んだ経験が一度はあるのではないでしょうか。

しかし、中古車の場合は最初から無傷ではありません。
ある程度の傷などは割り切れるため、新車よりは気軽に乗ることができます。

車を買うか迷うときは、とりあえず中古車で手を打つのもアリ

新車を購入するメリット・デメリットをまとめます。

メリットデメリット
中古車よりも保証が手厚い

新車オプションを付けれる

最新の車に乗れる優越感

新車特約を受けられる

手放すときに高く売れる
新車購入価格が高額

納車までの期間が長い

新車にこだわれば、選択肢は少なくなる

新車は気軽に乗れない

ここまで説明で、新車のメリット・デメリットを理解できたのではないでしょうか。

新車に乗ると、「最新のシステムを体験できる楽しみ」や「他の人がなかなか乗っていない車を所有しているという満足感」を味わうことができます。また、メーカー保証による安心感もあります。

しかし、中古車に比べて新車は購入費用が高くなるなどのデメリットがあるため、「新車だからすべて問題ない」というわけではありません。
とくにローンを組んで新車を購入する場合は、月々の返済額が大きくなるため、慎重に検討しなければいけません。

買ってから後悔しないためにも、新車のメリット・デメリットをしっかりと理解した上で、「新車」か「中古車」どちらが自分に合っているのかを考えることが大切です。

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