エンジンがかからない不動車・水没車を売却する方法

近頃、ゲリラ豪雨や大型台風などの異常気象についてのニュースをよく耳にするようになりました。
他にも、大雪、がけ崩れ、高潮、津波などの逃れようもない災害に見まわれて、車が壊れてしまった人もいるかと思います。

このような場合、ほとんどの人が廃車処分を選びますが、そのような車でも値段をつけて売ることは可能です。

ただし、災害や事故などでダメになってしまった車でも対応してくれる専門業者でなければいけません。

ここでは、水没などの災害で動かなくなってしまった車でも売れる理由と、具体的な売却方法について詳しく説明します。

災害や事故などで損害を受けた車でも売れる理由

災害や事故などで壊れてしまった車でも、損傷の度合によっては修理して直るものもあります。
ただ、車を修理して元通りの状態に戻すにしても、費用はかなり高額になります。

また、修理をするのもままならないほど車に損害を受けてしまった場合、「廃車にするしかない」と考えるのが普通です。
ましてや「そのような車を売るなんて考えたこともない」という人がほとんどだと思います。

実は、そのような車でも売ることは可能です。
なぜなら、買取業車のなかには災害や事故にあった車を専門で扱っているところがあるからです。

ただし、一般的な買取店では買い取ってもらうのは難しいです。
そのため、損害を受けた車を売るときは「どこに売るか」が重要になります。

なぜ水没などの災害にあった車でも買い取ってもらえるのか

それでは、なぜ災害などで壊れてしまった車でも売ることがきるのでしょうか。

それは、損害を受けた車でも需要があるからです。
つまり、商品価値があるのです。

たとえば、水没してエンジンがダメになってしまっても、トランスミッションやサスペンションはまだ使える状態かもしれません。
また、大雪やがけ崩れで車が潰れてしまっても、エンジンは無事かもしれません。
つまり、災害や事故にあった車でも、部品として再利用すれば価値が見出せるのです。

そのような車を専門で扱っている業者は、無事だったところを取り外して「中古部品」として他の業者に売り渡します。
その販売ルートは、主に海外（東南アジアやロシアなど）への輸出です。

輸出先となるそれらの国々では、かなり古い車でも修理を繰り返して乗り続けます。
それこそ、走行距離が30万～100万キロになるまで乗るのは普通のことです。

ただ、修理するにしても新しい部品が必要になることも多いですし、新品に換えれば費用が高くなってしまいます。
ですから、海外では中古部品の需要が非常に高いのです。

もちろん、損害を受けても、修復すれば再び乗れるような車もあります。
ただ、そのような車を日本で売るのは難しいため、そのままの状態で海外へ輸出するケースもあります。

したがって、損害を受けた車を専門で扱うところは、「海外への販売ルートを持っており、そのような車でも利益に換えれる業者」ということになります。
そして、災害や事故で壊れてしまった車でも値段をつけて売るには、そのような専門業者に買い取ってもらう必要があります。

災害や事故にあった車を売るときは、安く買い叩かれないように注意しよう！

しかし、どのように専門業者を見つければ良いのでしょうか。

近所にあるのは一般的な買取店が多いため、恐らくそのような専門業者を探すのは難しいと思います。
ですから、インターネットで検索して「損害を受けた車を専門で扱う業者」を探そうと考える人もいるかもしれません。

ただし、注意しなければいけないのは、「その業者が値段をつけてくれるとは限らない」ということです。
なぜなら、水没車などを売る人にとって「早く処分すること」が最も優先されるため、「値段をつけて売ること」は二の次になってしまうからです。
そのため、足元を見られる可能性が非常に高いのです。

たとえばCDや本を売る場合、たとえ10円しか値段が付かなくても「どうせいらないものだから、安いけど売ろう」と考えるのではないでしょうか。
これと同じで、車でも「値段がつかなくても引き取ってもらいたい」という売り手の心理を逆手に取られ、安く買い叩かれてしまうことが多いです。

車を安く買い叩かれないための対策は「相見積もりを取る」こと

ですから、そこで提示された金額が「本当の価値」ではありません。
業者ならどこでも利幅を大きくするために安く買い取ろうと考えますから、本来であれば、もっと価値のある車かもしれません。

売り手としては「値段がつくだろうか」と心配になりますが、専門業者としては損害を受けた車で利益を出しているわけですから、本音は「欲しい」のです。

そこで、安く買い叩かれないために重要なのが「相見積もり（あいみつもり）」です。相見積もりとは、「複数社から見積もりを取って比較すること」です。
できるだけ多くの専門業者から見積もりを取って比較すれば、車の本当の価値がわかります。

また、相見積もりを取ることで、査定額が引き上がる可能性もあります。
なぜなら、専門業者としては安く買い取りたいところですが、それでは他の業者に持っていかれてしまうからです。
ですから、その車を買い取るためには、査定額を引き上げざるを得なくなります。

つまり、業者間で「買取り競争」が生じるのです。
普通なら「壊れた車を取り合うなんておかしい」と思うかもしれません。

しかし上記で説明したとおり、そのような車でも販売ルートによっては十分利益につなげることができます。
ですから、損害を受けた車でも遠慮せずに、相見積もりを取って査定額を比較してみましょう。

専門業者の見つけ方

相見積もりを取るのに最も有効な手段が、車一括査定サイトの「カービュー」です。

カービューには「災害や事故にあった車」を売るための専用フォームがあります。

このサービスには「損害を受けた車を専門で扱う業者」がたくさん加盟しており、それら複数の専門業者に査定をしてもらうことができます。
ですから、わざわざ自分で専門業者を探さなくても済みますし、何より簡単に見積もりを比較できるのが大きなメリットです。

とくに、災害や事故にあった車を売る場合、それぞれの専門業者が提示する査定額に差が生じます。
そのため、損害を受けた車をできるだけ高く売ろうと考えるのであれば、カービューで見積もりを比較することが賢い方法といえます。

⇒カービューの公式サイトはこちらです

まとめ　～水没などの災害で動かなくなった車を売る方法～

ここまでの要点をまとめます。

これらのポイントを押さえておけば、たとえ災害などで故障してしまった車でも、しっかり値段をつけて買い取ってもらうことは可能です。
ですから、廃車にするのは非常にもったいないことですから、売るのをあきらめずに買い取ってくれる専門業者を探すことが大切です。

その際、カービューの専用フォームから一括査定に申し込めば、専門業者が見つかるはずです。
もし、災害などで車が壊れてしまった場合は、ぜひ試してみてください。

事故車・不動車・水没車でも売るのを諦めない！そんな車は専門業者に買い取ってもらおう！

事故や災害などで車が壊れたり動かなくなったりした場合、真っ先に「廃車」のことを考えるのではないでしょうか。
また、ボロボロになってしまった車を手放すときも同様です。

なぜなら、そのような車を修理するには、かなり高額な費用がかかるからです。
また、中古車買取店やディーラーに持っていっても、そのような状態では買値が付くはずもありません。
そのため、「廃車にするしかないか･･･」と半ば諦めてしまう人がほとんどです。

しかし、買取業者のなかには事故車や不動車などを専門で扱っているところがあります。
そのような専門業者に査定をしてもらえば、一般的な買取店で売るのが難しい車でも現金化することが可能です。
ですから、「事故車」「不動車」「水没車」「ボロボロな車」は廃車にする前に専門業者で査定をしてもらうべきです。

事故車・不動車以外の買取はこちらです